完全即興を仕事にする

 

 

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【 利用者さんとの日々の丁々発止のやり取りは、完全即興そのものだ。 】

 

「完全即興と1人1人のケアの仕事」という一見交差しそうもない事柄について、エッセイ風にいろいろと書いてみました。

 

僕にしか書けない内容だと思います。

 

ゆるゆると、ネット上だけに置くつもりです。

 

 

 

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【 「はじめに」より抜粋 】

突然ですがあなたは「完全即興演奏」という演奏スタイルをご存知でしょうか。
完全即興演奏とは、何も打ち合わせもない状態で、譜面も何もない状態で真っ新なキャンバスに自分の感覚のみを信じて絵を描いていくように即興で演奏していくことを言います。

私は行動面で困難のある障害をお持ちの方が、行動する際に生じ得る危険を回避するために必要なケアと援助を行い、障害をお持ちの方の社会参加と生活を支援するという仕事をしています。

仕事は、1人1人に向き合う形で進めていきます。

当然ですが、お持ちの障害が同じであったとしても周りの環境の違いがあるためにひとりひとり症状の表れ方や行動の仕方などが違います。

このため、仕事の進め方は常にゼロベースで、常に様々な事が起こりうる想定で臨機応変に動いていくことが求められます。

こうした点で、私はこの仕事が即興演奏と全く同じ構造であると確信を持つに至りました。

本書では完全即興というテーマと対比しながら「1人1人に向き合うケア」という仕事としての介護職やパーソンセンタードケアについて、少し掘り下げてみたいと思います。


【 目次 】

はじめに

第1章
完全即興とケアの仕事について思うこと
・自分自身と世界との境界線が無くなる
・起こりうる全ての状況に対応するということ
・正しさよりも楽しさよりも気持ちの良さを追求していくこと

第2章
1人1人に向き合うケアやパーソンセンタードケアについて
・「経験」を、毎日捨てていく
・「答えが無い」というのは、絶望ではなく「新しい始まり」だ
・自分で自分自身を楽しませられる才能について

第3章
これからの「介護職」の行方
・ミュージシャンやアーティストがもっとパーソンセンタードケアの世界に入ったらいいと思う理由
・結局は雰囲気でしかない
・常に未完成のまま追求し続けることの楽しさ